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商品のターゲットを決める方法は?

 マーケティングを行う上で、「誰をターゲットにしているか」を考えるのは重要となります。
誰にでも受け入れられる商品を目指すと、結果的に誰にも受け入れられなくなってしまうからです。
 必要なのは「30代男性」という大雑把なセグメントでななく、ファンを増やすためには、もっと細かく設定した明確なお客様のイメージが必要です。
 ターゲットを考える際に用いられるのが「ペルソナ」です。ペルソナとは、自社の商品を購入してくれている理想の顧客像のことを言います。ペルソナを設定することで、ペルソナが満足するような商品、売り方、プロモーションなどを考える事が出来るのです。
 ですので、ペルソナを作る場合は出来るだけ具体的に作ることが重要です。性別、年齢はもちろん、家族構成、学歴、趣味、よくみるWEBサイト、良く使うSNS、ライフスタイル、どんな性格で、どんな友人がいるか、どんな悩みを抱えているかなど、を詳細に構成していきます。
 ペルソナを作るためには、既存顧客のアンケートやデータなどが、一番参考になります。理想や推測からペルソナを作り上げても意味はありません。
 既存客や見込み客にアンケートを行い、現実に即したペルソナを作りましょう。アンケート回答率が悪い場合は、商品のクーポン券を回答者にプレゼントすることもひとつの手です。
 ペルソナを作ることでターゲットが明確になり、マーケティング手法はより具体的なものを考えていけるようになります。また、社内でもターゲットの微妙なずれがなくなり、共通認識を得られやすくなるメリットがあります。
 ペルソナを作った事のない方は、是非自社製品のファンとなるペルソナを作ってみてください。

2016年 9月 27日