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取引先に送る請求書には何を記載すればいい?

 ◎  取引先の締め日を確認し、請求書を送付する

 請求書は、自分で作成するか、相手からフォーマットをもらい作成します。最近では、請求書の発行と記帳ができるクラウドサービスもあります。無料で活用できるものもあるので、非常に便利です。また、請求書を送付する際には、作成した見本をメールなどで相手に確認してもらってから、送るようにしましょう。送付後に誤りが見つかると、修正などで取引先へ迷惑をかけることになります。
 請求書を発行する目的は、入金を確実に行ってもらうためです。入金先の口座番号などを正しく記入し、取引先の締め日の前に送付するということが重要です。締め日の後に送付すると、入金が遅くなってしまう場合があるので、取引先の締め日や入金予定日は事前に確認しておくといいでしょう。

 ◎ 明記すべき必須項目とは?

 請求書を作成する際には、以下の9項目を記載しましょう。
 ⓵ 送付する宛先
  (会社名+経理部もしくは担当者を明記します)

 ⓶ 請求書番号
  (データ管理をするために番号をつけましょう)

 ⓷ 発行日
  (一般的に、相手先の締め日を記載します)

 ⓸ 自社の会社名と捺印
  (正式な書類であることを証明するためです)

 ⓹ タイトル 
  (納品ごとに作成する場合は”請求書”、納品した商品を1ヵ月分まとめて請求する場合は”10月1日~10月30日までの請求書”と記載するのが妥当です)

 ⓺ 商品名と数量
  (納品した商品名を、請求内容欄に記載します)

 ⓻ 合計金額
  (請求書金額をわかりやすいよう太文字で明記しましょう)

 ⓼ 振込先
 (支払方法、銀行名、支店名、口座種類、口座番号を記載します)

 ⓽ 振込手数料

 (取決めがない場合は通常、支払う側が負担します)

 ⓾ 支払期限
 (取決めがない場合は通常、取引先の社内きていに従います)

 郵送する際には、封筒に送り状、請求書、明細書を同封しましょう。また、封筒の表面に”請求書在中”と明記すると、取引先の人が請求書だとわかりやすく、紛失や支払い漏れの防止になるので必ず書きましょう。

 何かお尋ねしたいことがあれば、岸和田市内だけでなく、他市町村、大阪市内、大阪府内、関西圏からでもお気軽にお問い合わせください。

 

2018年 7月 26日